草薙カルテッドとは

地元まちづくり検討会議で策定された「まちづくりビジョン」の実現を目指し、
草薙カルテッドはまちづくりの担い手として、持続的・効果的にエリアをマネジメントし、住民・商業者・来街者等に価値あるサービスを提供します。

 

草薙カルテッドの名前の由来は

草薙の特徴である「文化”culture”と教育”education”」の頭文字を合わせた造語”cul”+”ed”=”culted” という言葉と、

産学民官の四重奏「カルテット」という2つの意味を持った造語となります。

草薙を特徴付ける「文化教育」という資産を大切に育むとともに、様々な立場の人々がつながり発展してゆくという地域の特色を表現しております。 

<草薙地区の概要>

草薙駅周辺地区は、静岡市の中心部である静岡地区と清水地区の間に位置し、静岡市の東西拠点を結びつける重要な地域拠点としての役割を担っています。

JR草薙駅南側には、県立大学、県立美術館、県立中央図書館が立地し、市街地には閑静な住宅地が広がっています。さらに日本武尊をまつる草薙神社など、静岡市内でも特に歴史と文化が調和した地区となっています。

また、駅北側には、平成30年4月に開校した常葉大学草薙校舎や静岡サレジオがあります。このことから、本市の第3次総合計画では「文教エリア」として位置付け、駅南北地区が一体となった多くの若者で賑わう「教育文化拠点」の実現を目指しています。

同地区の核となるJR草薙駅は平成28年9月にリニューアルされ、駅舎等のバリアフリー化や南北自由通路の供用開始により、南北地区の往来がしやすくなりました。現在は交通結節機能のさらなる向上と南北地区の交流と活性化を図るため、南北駅前広場の整備を進めています。

地元では、このような駅周辺整備を「まちの全体的な魅力を向上させる機会」と捉え産学官民が連携し草薙駅周辺の環境整備や持続可能なエリアマネジメントの推進を図るため、「一般社団法人草薙カルテッド」を設立し、魅力と活気にあふれる「文教エリア」としての「草薙ブランド」を高めているところです。

 

<一般社団法人草薙カルテッド設立までの経緯>

 

平成25年8月 JR草薙駅橋上駅舎化・自由通路新設、南北駅前広場やアクセス道路を含む、草薙駅周辺整備事業を着手

平成26年1月 駅周辺整備を契機に産学官民が連携し、「草薙駅周辺まちづくり検討会議」を発足

平成27年1月 「草薙駅周辺まちづくり検討会議」にて、駅周辺に関わるすべての人が将来の駅周辺に対する目標と想いを共有し、まちづくりを進めていくための指針として、「草薙駅周辺まちづくりビジョン」作成

平成27年9月 「草薙駅周辺まちづくり検討会議」のメンバーから「草薙駅周辺まちづくりビジョン」の実現や草薙地区を持続的に発展させるためには、まちづくり活動を一元的に運営する組織が必要との意見があり、自治会や商店街が協力し、「草薙駅周辺まちづくり組織研究会」(一般社団法人草薙カルテッドの前身)を発足

平成29年2月 草薙駅周辺地区のエリアマネジメントを持続的かつ一元的に運営するため、全国でも類のない自治会と商店会を中心に組織する「一般社団法人草薙カルテッド」を設立

平成30年6月 まちづくりの担い手として「草薙駅周辺まちづくりビジョン」の実現を目指す「一般社団法人草薙カルテッド」が静岡県内初となる都市再生推進法人を取得

1.地元まちづくり組織の発足・結成等に関わる功績

①平成26年1月:「草薙駅周辺まちづくり検討会議」を発足

草薙駅周辺地区がJR草薙駅舎・南北自由通路の整備や市街地再開発事業など、駅周辺の開発を契機に、「まちの全体的な魅力を向上させる絶好の機会」と捉え、山本洋平氏(一般社団法人草薙カルテッド代表)が発起人となり、地域の産学官民の関係者による、「草薙駅周辺まちづくり検討会議」を発足。

この検討会議では駅周辺に関わるすべての人が将来の駅周辺に対する「目標と想い」を共有し、まちづくりを進めていくための手引きとして「草薙駅周辺まちづくりビジョン」を平成27年1月に策定し、静岡市にも提言されました。(静岡市第3次総合計画に反映)

②平成27年7月:「草薙駅北口グランドデザイン研究会」を発足

「草薙駅周辺まちづくりビジョン」に基づき、駅北口周辺のあり方や方向性についての検討を進めるため、地元自治会や学校、企業等で組織した「草薙駅北口グランドデザイン研究会」を発足させ、花崎年員氏(一般社団法人草薙カルテッド理事)が同研究会の座長に就任し、平成29年3月には、北口周辺の土地利用の指針となる「駅北口グランドデザイン」の策定に尽力されました。

③平成27年9月:「草薙駅周辺まちづくり組織研究会」を結成

山本洋平氏と花崎年員氏が地元自治会や商店会の有志らと共に、地区の「賑わい創出」や「公共空間などの維持管理」を自ら行う組織の設立に向け、「草薙駅周辺まちづくり組織研究会」を立ち上げました。同研究会では、まちづくりを継続的に行う組織とするため、法人化の検討や現在施工中の駅南口駅前広場等の「公共空間の利活用」を考慮した、施設のデザインや配置の検討を進めました。

④平成29年10月:「草薙駅南口グランドデザイン研究会」を発足

「草薙駅周辺まちづくりビジョン」に基づき、駅南側の高齢者や交通弱者等を対象に、移動しやすい環境の実現に向けた検討等を進めるため、一般社団法人草薙カルテッドが地元自治会、学校、商店会関係者の参加を促し、「草薙駅南口グランドデザイン研究会」を発足させた。現在はコミュニティ交通の効率的な運行等の検討を進めています。

2.賑わい創出実践による功績

①平成27年12月~「夏フェス・冬フェス全7回」の開催(1日開催)

地元商店会等と連携し、定期的に道路空間等を活用し、「夏フェス・冬フェス」といったイベントを年2回開催している。また、「冬フェス」開催日の前後の期間は、イルミネーションを実施するなど、草薙地区の賑わい創出に大きく貢献している。 

②平成28年3月:「くさなぎ景観デザインブック」の作成

草薙駅周辺地区のまち並み景観の維持・向上を図るため、建築行為・開発行為・公共施設整備等を適切に誘導するための指針の作成に際し、各種関係団体への粘り強い交渉を重ね、実現に至るなど、同地区の景観形成に大きく貢献した。

③平成29年6月、30年6月:「草薙謎解き街歩き」イベントの開催

草薙駅周辺の日本武尊にまつわる伝説や、草薙龍勢、その他樹木や史跡など、草薙の街を散策する「草薙謎解き街歩き」イベントを実施し、多くの家族連れ等に地域の史跡巡りを楽しんでもらうなど、同地区のまちづくりの機運醸成に大きく貢献した。

④平成29年6月、30年6月:「まちづくり活動普及啓発活動」の実施

まちづくり活動普及啓発活動として、地元小学校に出向き、「草薙のまちづくりについて」や「草薙の移り変わりについて」の講話を開催し、地域の子供たちに、まちに対する愛着を高め、幅広い視点での学習を行う機会を提供した。

⑤平成30年2月、31年3月(予定):「地域情報誌「Helloくさなぎ」発行」

地元自治会や静岡県立大学・常葉大学学生と協働し、草薙地区に住む人、来る人に、文教のまち草薙をもっと知ってもらうための地域情報誌「Helloくさなぎ」発行した。

⑥平成30年11月~平成31年1月18日 全5日間

静岡市主催の「草薙地区まちづくりインターンシップ」開催の協力

常葉大学草薙校舎の開学を契機に、多くの若者が参画するエリアマネジメント事業の推進を図るため、同地区のまちづくりに興味・関心のある学生を対象に「草薙地区まちづくりインターンシップ」を開催し、あかり(照明)をテーマに検討し、草薙川及び周辺住宅地をライトアップしました。実施にあたっては、市と一般社団法人草薙カルテッドがコラボレーションを図った結果、学生からは街への愛着度及びまちづくりへの参画意識が向上したとの意見が多く得られ、同地区のエリアマネジメントの推進に大きく寄与した。

⑦あかり(照明)のまちづくり事業

地域資源を活かしながら、地区の魅力向上や夜間でも安心して歩くことができる環境を目指し、照明専門家の協力を得て、あかり(照明)の社会実験を2箇所で開催し、エリアの魅力、価値を高めています。

ア:平成30年9月~11月:「草薙神社及び周辺地区」草薙神社境内及び周辺道路をライトアップし、歴史文化施設を彩ると共に、安心して歩くことができる境内等を整備しました。

イ:平成31年1月~3月: 「草薙川及び周辺住宅地」草薙川及び周辺住宅地をライトアップし、草薙川の魅力創出や普段は暗く、歩くのに敬遠されがちなエリアを安心して散策できるよう整備しました。

⑧平成31年3月:地域防犯カメラ設置

地元企業と連携し、草薙駅前北口の公共空間を活用し、防犯カメラを設置する。これにより、多くの学生や駅利用者の防犯対策や犯罪抑止力の向上に大きく寄与する事となる。

⑨平成31年3月:草薙まちづくりフォーラムの開催

一般社団法人草薙カルテッドの活動成果の報告や今後の取組み等を議論する事を目的に草薙まちづくりフォーラムを開催する。これにより、地域のまちづくりへの機運醸成に貢献する事となる。