【実施レポート】学生も社会人も得意なことを教えあう1ヶ月間 #4

学生も社会人も得意なことを教えあう1ヶ月間~SDGSや地域の魅力を発信するスキルを学ぼう!!~

第4回目は、5月21日(土)に静岡新聞社の芝田さんにご登壇いただき、「課題を探る 共感インタビュー」というテーマでお話しいただきました。

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■企画の目的

静岡市企画課と草薙カルテッドが連携し、学生と企業がお互いにSDGsを通じてつながる文化をもっと静岡市に生み出していくための企画を実施しています。

「学生も社会人も得意なことを教えあう1ヶ月間」では、それぞれが講師となって得意な事を講座にしていただきました。

オンラインと現地参加のハイブリッド開催で、参加者同士の意見交換を交えながら一緒に学べる構成になっており、今回は第4回目(最終回)となります。

■講座の様子

現在は新規事業開発にも関わる芝田さんですが、以前はニューヨーク支局に駐在したり、キャスターの経験もあることから様々な事例を交えて取材にあたって必要な要素を教えていただきました。

デザイン思考という問題解決の思考法を具体的な事例を含めて話していただき、参加者1人1人が自分ごととして捉えられる講座となっていきました。

後半には実際にペアを組んで取材の練習も行いまいた。

相手の言っていることに対して「なぜそう思ったのか」「なぜその行動をしたのか」という点を深掘りしてヒアリングしていくことで、本当の課題を探ることにつながるのだという学びがありました。

■参加者からの感想

(学生)とても楽しく公開講座を受けさせていただきました。

なぜ?という問いをどんどん聞き出していくテクニックを聞けたのは、今度の日常生活でも生かしていけると思いました。

(社会人)表面的な行動ではなく、その奥の感情、望みを気づき言語化する。

とても参考になりました。

(学生)話の聞き手となる場面は日常でも度々訪れる場面ですが、その時にどのように相手から話を聞き出すかということについて知ることができました。

終了後、登壇した芝田さんに取材をさせていただきました。

※取材講座の後での取材、大変緊張しました。

Q:特に伝えたかったポイントはどこになりますか?

講座中にお伝えしましたが、インタビューの手法ではなく「理想」と「現状」の間にある問題がなんなのかを考えることが大切だと思っているので、その点が伝わっていれば嬉しいです。

Q:一歩踏み出すために大事なことは?

1歩踏み出す行動の前に、自分が何をしたいのか、自分に何が必要か?を考えることが重要だと思います。

自分の中で理由を出して行動してみることをまずはやってみてください。

Q:学生にメッセージをいただけると嬉しいです

先ほどと被りますが、皆がやるからではなく自分で選んで何かをやってみるとというところが大切だと思います。

自分で考えて行動してインプット、アウトプットを重ねることで見えることがあるので、そのために学校だけではなくあえて外に出てみてもいいかもしれないですね。

お疲れ様でした。相手が答えたくなるのは手法だけではなく、芝田さんのやさしい人柄も大きな要素だと感じた2時間でした。